ariga10dazoの日記

休眠ブログからの再出発なのだな ( ^)o(^ )

野生?自生?

先週の金曜日に
コロナ以来、ご無沙汰してた徳島のお寺まで行ってきました


と言えば聞こえ良いけど
自分一人だと間違いなくたどり着けない山奥の村にある寺


ツレが運転手
ガソリン代として食事と飲み物はオラッチが持ちます
コレ、暗黙の了解事項


でね、病気のせいでトイレ我慢できないのと
夜間の対向車のライトとか夕陽など強い光は
ホワイトアウトして見えなくなる


向こうでの滞在時間に制限があるのね
そんな我儘を聞き入れてくれたツレ

温泉の併設レストラン(食堂やね)で御飯にしようか?
なんて話してたら
チト早く着いたので
お寺を先にしようかということになりまして


行くと、住職の車がありました


この集落で唯一の寺
法事・法要・葬儀などで不在のことが多いのネ


車があっても不在のことがあるから
本堂に入ってお経でも唱えるか

御本尊の前に座って数珠と経本をバッグから出してると
突然、雅楽が流れ出す

住職が本堂に出現(◎_◎;)


お寺の宗派と違うけど
法華経しか読経できないと云うと
珍しいのがあるから見せてあげると
御本尊の裏に入っていく


ついて行こうとすると
持っていくから待ってて
と住職


出てきた住職の手に巻物
それを広げると
なんと日蓮宗の御本尊・ひげ曼荼羅
日達上人の筆だそうです


ひげ曼荼羅を掛けながら
法華経ってどのお経?
と聞いてくるので
方便本と寿量品ッスと経本をみせる


オラッチさんのお寺は浄土真宗やんな?
と不思議そう?


端折って帰依のお話し


これから1時間くらい出掛けるので
読経のアト待っててね
とのこと


待ち時間に
ツレと近くの神社に詣ってくると告げる


お寺でお経を唱え終わり神社へ向かう


神社詣りでは珍しく神職がおられまして
拝殿で講義しておりました


オラッチが離れたところから
大祓祝詞&ひふみ祝詞を奏上
ツレは拝殿の上がり口で神職の講義を聴いてたみたい
古事記とかの話をしてたそうです


オラッチにチラッと聞こえてきたときは
中国語も混じってたような?


神社参拝を終え
お寺に戻ると住職も用事を済ませて戻ってました


母屋の玄関から声を掛けて侵入
住職の生活空間である台所のテーブルに陣取るツレとオラッチ


雑務作業の手を止め
久しぶりやんナァと台所に入ってくる住職


近況など会話しながら
昼食の用意をする住職


二人の前に出てきたのは
味噌仕立ての肉蕎麦?と刺身?


山奥なのに刺身


スーパーのではなく
漁師さんが持ち込んだモノ


漁場のくじで一番を引くと水揚げに億近い収入の差がでるとかで
初めて祈祷してから一番くじを当てるようになり、縁あってお付き合いしているそうです
昼餉も終わって帰る時間もせまり
そろそろお暇の挨拶をすると


段ボール箱に柿があるので
持って帰ってとのこと


いくつか手にしてると
箱ごといただけるという


この柿、朝夕の地蔵様のお世話で回る道筋に実ってるモノだそうです
野生動物との共有ッス


猿や烏etcが食べなかった木の実?
なんて思いながらツレと分けたのがこの写真

今度訪問するのは正月やな
とツレが言ってました