先週の金曜日に
コロナ以来、ご無沙汰してた徳島のお寺まで行ってきました
と言えば聞こえ良いけど
自分一人だと間違いなくたどり着けない山奥の村にある寺
ツレが運転手
ガソリン代として食事と飲み物はオラッチが持ちます
コレ、暗黙の了解事項
でね、病気のせいでトイレ我慢できないのと
夜間の対向車のライトとか夕陽など強い光は
ホワイトアウトして見えなくなる
向こうでの滞在時間に制限があるのね
そんな我儘を聞き入れてくれたツレ
温泉の併設レストラン(食堂やね)で御飯にしようか?
なんて話してたら
チト早く着いたので
お寺を先にしようかということになりまして
行くと、住職の車がありました
この集落で唯一の寺
法事・法要・葬儀などで不在のことが多いのネ
車があっても不在のことがあるから
本堂に入ってお経でも唱えるか
と
御本尊の前に座って数珠と経本をバッグから出してると
突然、雅楽が流れ出す
&
住職が本堂に出現(◎_◎;)
お寺の宗派と違うけど
法華経しか読経できないと云うと
珍しいのがあるから見せてあげると
御本尊の裏に入っていく
ついて行こうとすると
持っていくから待ってて
と住職
出てきた住職の手に巻物
それを広げると
なんと日蓮宗の御本尊・ひげ曼荼羅
日達上人の筆だそうです
ひげ曼荼羅を掛けながら
法華経ってどのお経?
と聞いてくるので
方便本と寿量品ッスと経本をみせる
オラッチさんのお寺は浄土真宗やんな?
と不思議そう?
端折って帰依のお話し
これから1時間くらい出掛けるので
読経のアト待っててね
とのこと
待ち時間に
ツレと近くの神社に詣ってくると告げる
お寺でお経を唱え終わり神社へ向かう
神社詣りでは珍しく神職がおられまして
拝殿で講義しておりました
オラッチが離れたところから
大祓祝詞&ひふみ祝詞を奏上
ツレは拝殿の上がり口で神職の講義を聴いてたみたい
古事記とかの話をしてたそうです
オラッチにチラッと聞こえてきたときは
中国語も混じってたような?
神社参拝を終え
お寺に戻ると住職も用事を済ませて戻ってました
母屋の玄関から声を掛けて侵入
住職の生活空間である台所のテーブルに陣取るツレとオラッチ
雑務作業の手を止め
久しぶりやんナァと台所に入ってくる住職
近況など会話しながら
昼食の用意をする住職
二人の前に出てきたのは
味噌仕立ての肉蕎麦?と刺身?
山奥なのに刺身
スーパーのではなく
漁師さんが持ち込んだモノ
漁場のくじで一番を引くと水揚げに億近い収入の差がでるとかで
初めて祈祷してから一番くじを当てるようになり、縁あってお付き合いしているそうです
昼餉も終わって帰る時間もせまり
そろそろお暇の挨拶をすると
段ボール箱に柿があるので
持って帰ってとのこと
いくつか手にしてると
箱ごといただけるという
この柿、朝夕の地蔵様のお世話で回る道筋に実ってるモノだそうです
野生動物との共有ッス
猿や烏etcが食べなかった木の実?
なんて思いながらツレと分けたのがこの写真
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今度訪問するのは正月やな
とツレが言ってました