「せっちん」と読む
早い話がトイレのこと
オラッチは田舎暮らし
とっても便利の良い田舎である
水洗化が進むなか
この事務所は未だに汲み取り式
今日のように
湿度が高くなり
雨が降りだす頃になると
トイレから香りが漂ってくる
独特の
田舎の香水や
こりぁ雨になるなぁ
と思ったら、ほそぉ~いのが降り出してる
今回は、いつもの香りのハズなのに
何故か鼻につく
以前に貰ったお香があったことに気づき(思いだし)
ゴソゴソと部屋を漁る
発掘した太い線香に(一応、お香である)
シュボッと点火
う~ん、香水に負けている
しばらくすると
奥から
爺サマが
オラッチに声をかける
「今、誰か通りすぎた?」って
「誰も通ってないよ」
「入口から誰かが通ったんやけどなぁ」という
また、霊が通り道に使いだしたのかなぁ
数年前までこの事務所
霊の通り道やった
この事務所の道をはさんで表がわに民家が2軒ほど建って
頻繁には通らなくなったんやけど
一昨年、向かいにあった
でっかい工場が閉鎖(某電機製品メーカー)され
昨年暮れ頃から取り壊されはじめた、只今、整地中
地面を掘り返したことで
霊の道が復活したのか??
それとも
お香の香りに惹かれて
気まぐれな霊が
立ち寄っただけなのか?