ariga10dazoの日記

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昭和天皇が「信楽焼タヌキ」の歌を詠みました

昭和天皇が「信楽焼タヌキ」の歌を詠みました
 
11月8日は、信楽タヌキの日。
商売繁盛の縁起物、信楽焼の狸の置物の産地、滋賀県甲賀市信楽町観光協会が定めた記念日です。
全国各地の店先で、日頃立ちっ放しで頑張っている狸たちに感謝しようと設けられ、「いい月」の語呂から「11月」、信楽狸の置物に備わる八つの縁起物の八相縁起から8日としたそうです。
信楽焼のタヌキが有名になったのは、意外と日が浅く1951年(昭和26年)に行われた、昭和天皇信楽町行幸がきっかけでした。
信楽町民挙げての歓迎として、街中のタヌキに日の丸の小旗を持たせて、出迎えました。
その光景に、感興を覚えた昭和天皇は、歌を詠みました。
その歌が、新聞に掲載され、一気に信楽焼のタヌキが全国に知れ渡ったのです。

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信楽焼のタヌキに施された八相縁起
一:笠を被っている。
思いがけない災難、悪事から、笠が守ってくれる。
二:大きな目をしている。
前後左右に気を配り、お客様の気持ちを考え商売ができるように、大きな目をしています。
三:通い帳を持っている。
お客とお店との収支を、記したのが通い帳。
お店との信頼関係がなければ、持てません。
四:徳利を持っている。
徳を積むこと、つまり善行を行うことが、商売繁盛につながる。
五:大きな尻尾
失敗してもクヨクヨするな!最後まであきらめるな!との教え。
六:大きなお腹
腹を据えて、物事に取り組む。
冷静に、物事に取り組む。
ときには大胆さが必要。
七:愛嬌のある顔
愛嬌よく、愛想よく、商売に勤しむ教え。
八:大きなタマタマ
自由に使えるお金が、たくさん貯まりますようにとの願い。