ariga10dazoの日記

休眠ブログからの再出発なのだな ( ^)o(^ )

落下式便所

落下式便所
ポットン便所
ボットン便所
汲み取り式便所


ウィキペディアWikipedia)によると


汲み取り式便所(くみとりしきべんじょ)は、日本で使われてきた落下式便所の一つ。擬音語を使って、「ポットン便所」などとも呼ばれる。


21世紀以降は、公共下水の整備や合併浄化槽の普及と共に水洗トイレに改修され、都市部や中規模以上の町では見かけることがなくなり、地方の農山村地域においても姿を消しつつ有る

 

(ゴメンねェ、ウチの工場は汲み取り式なんだ。いずれは現役利用中便所として文化遺産になるのか?)

 

名称からも分かるように、汲み取り式便所は後から貯留された汚物を汲み取る方式なので、広義には簡易水洗式便所も含まれる。非水洗便所という言い方は、汲み取り式だけでなく、バイオトイレのことも示す。


俗称として


汲み取り式便所は、俗に話し言葉などでは、擬音語を使って、「ポットン便所」、「ボットン便所」、「ポットントイレ」、「ボットントイレ」、「ボッタン便所」、「スットン便所」、「ドッポン便所」、「ドボン便所」、「ポッタン便所」、「ポッチャン便所」、「ゴットン便所」、「ゲッダン便所」などと呼ばれる。


もしくは、単に「ポットン」、「ボットン」、「ボッタン」、「スットン」、「ドッポン」、「ドボン」、「ポッタン」、「ポッチャン」、「ゴットン」、「ゲッダン」などとも呼ばれる。


なお、これらの俗称は全て落下音の擬音語を使っているため、汲み取り式の落下式便所だけではなく、垂れ流し式やトンネル式の落下式便所も含めることとなる。


衛生面としては


汚物が放つ悪臭が遮るもの無く便所に立ち込めてしまう。また常に汚物を人家の近くに貯留するため、蛆・ハエの発生源になるなど衛生上の問題がある。従前は未使用時には便器にカバーをかぶせ、悪臭が便所内にこもらないようにすることが多かったが、近年では簡易水洗の普及により悪臭が個室内にこもらないようにすることができるようになり、また汚物と生活空間を分離することができ、衛生面で向上した。


東京や大阪などの大都市以外の下水道が発達していない地区で、1970年代あたりまで多く使われていたが、人糞の肥料としての価値(下肥)の低下と、公衆衛生上の問題、さらに下水道の整備や、浄化槽の設置により、地方でも減少している。


かつての汲み取り式便所では、大便が落下したときに飛沫が跳ね返ってくることもあった。これが俗に「お釣りがくる」と言われる状態である。これは便槽として使用されていた甕と便器の間に十分な空間が確保されていなかったことと、防水が不十分であったため雨天時に雨水が便槽内に混入してしまっていた事が原因とされる。


台風や河川氾濫による洪水で家屋に浸水が発生した場合、汲み取り式便所に大量の水が流れ込んであふれ、汚物が街に流出するケースもある。1959年の伊勢湾台風による洪水発生地域では、し尿があふれ出して混入した水が長期間引かず、著しい不衛生状態となり病気が蔓延した。無論、下水道であっても、処理能力を超える洪水が発生した場合は類似のケースも考えられるが、汲み取り式便所のほうが深刻な被害となる。


危険性として


汲み取り便所は、構造上、便器の穴を抜けることが出来る乳幼児や小物などが転落する危険性がある。物品を落とした場合は汚物の貯留された便槽内から引き上げることになるため、一度落とした小物を回収することは非常に困難である。


さらに問題なのは乳幼児が転落するケースで、実際にこのような事故が何件か発生している。この場合は救助のために便器から便槽に通じるパイプ(直下管、俗に言うスットン管)や便槽を破壊しなければならない場合もあり、多大な時間や費用を要すことから、不幸にも転落した乳幼児が窒息や衰弱で死亡してしまうケースも複数報告されている。


対策として全穴式便器の半穴式便器への交換、洋式便座の設置、「スパッター」(半穴式便器の穴を狭める器具)の装着などにより便器の穴を小さくする方法がある。しかしながら、これらによって便器の穴を小径化しても、その穴を通過できるサイズの物や乳幼児の転落は許してしまうため、抜本的な対策手段となるには至っておらず、抜本的な問題解決には汲み取り式便所を水洗式や簡易水洗式に改めるよりほかない。これに落ちた人のことを「タチコマ」と呼ぶこともある。「立ち困る」からの由来と思われる(この言葉は、やや馬鹿にする意味合いを伴って使われることもあるので、注意を要する)。


また、糞尿が発酵してメタンが発生することがあり、それに静電気やタバコの火が引火して爆発する事故もある。


なるほどなー


書く事、こんなにあるんだ
と感心したよぉ