WHOがゲーム障害を掲げる一方で、「#PlayApartTogether」を支持
健康を促進する世界的機関が
ゲームは健康にとってよいことである、と認めた。
2019年5月にはゲーム障害が新たな疾病として国際疾病分類(ICD)に加えられた。
「ゲーム障害」を疾病認定したばかりの世界保健機関(WHO)、これを唯一の根拠に「ゲームは1日60分」と一律で定める条例を施行した香川県は?資料やメール記録が残された持ち出し禁止の県の備品であるノートパソコンが紛失という証拠隠滅を図ってまで保身に傾注してるが、今度はWHOがゲームをプレイすることを推奨している?
「ゲーム障害」を疾病認定したばかりの世界保健機関(WHO)、これを唯一の根拠に「ゲームは1日60分」と一律で定める条例を施行した香川県は?資料やメール記録が残された持ち出し禁止の県の備品であるノートパソコンが紛失という証拠隠滅を図ってまで保身に傾注してるが、今度はWHOがゲームをプレイすることを推奨している?
「WHOがゲームを推奨する」ことは「ゲームをプレイすることが病気として診断されうる」という事実以上のメッセージを有するだろう。健康を促進する世界的機関がゲームは(少なくともソーシャル・ディスタンスの文脈では)健康にとってよいことである、と認めたということだ。
条例まで作った「香川県」先走りで赤っ恥?
ゲームと健康の関係性は時代やゲームのあり方によって変化し、視点によって結論が異なる多元的なものだ。WHOがゲーム障害を掲げる一方で、「#PlayApartTogether」を支持するという主張の混濁がそれを裏付けている。たったひとつの視点から、「ゲームは悪である」という単純なメッセージを切り取るのではなく、多元性そのものを受け入れる理性がわたしたちには必要か?