ariga10dazoの日記

休眠ブログからの再出発なのだな ( ^)o(^ )

アマビヱ出現・・・コロナ予防?

アマビヱ出現を
斜め後ろの視点で・・・コロナ予防?
 
アマビヱは、いつ出現したの?
いまからさかのぼること156年前らしい
 
初出 弘化3年(1846)4月中旬
  「アマビエ」の名前を伝える資料は京都大学附属図書館所蔵の摺物1点のみ
 
再来 2007年4月
   ゲゲゲの鬼太郎(第5期)
   妖怪アイドルとして登場
  一般的には知名度の低い妖怪――のはずだった。
 
再々来 2020年2月頃から、SNSで世界的にお絵描き流行
  この妖怪がにわかに注目を集めたのは、新型コロナウィルスの感染拡大に伴ってのこと
  「アマビエ」の絵姿を写し、それを見ることで流行病から免れることができる。海中の怪物が江戸時代末期に発したメッセージは、現在の私たちの最も切実な願いと重なったのである。SNS上には、コロナ終息の願いと共に「アマビエ」のイラストを投稿する人々が続出、ネットを通じて瞬く間に拡散していった。

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アマビヱの予言(瓦版)
肥後(熊本県)の海に毎夜光るモノが現れるというので、役人が見に行くと、果たして図のようなモノが出現した。
「私は海中に住むアマビエと申すもの。今年から6年間は諸国で豊作が続くが、病も流行する。早々に私の姿を写して人々に見せよ」と言って海中に消え去ったという。
この瓦版自体
講釈師見て来たようなことを言い
と同じで
遠くの風聞を記事にしたカストリやったから
アマビコの「コ」を「ヱ」と書き写し間違えた説を支持したい
「アマビコ」と表記された瓦版の方が多く見つかっているらしい
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歴史系総合誌歴博」第170号
https://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/rekihaku/170/witness.html
風説と怪異・妖怪-流行病と予言獣
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妖怪が病気の流行を予言し、その絵姿を見ることで流行病から逃れることができる、という話は、江戸時代にはたびたび見られ、一種の定型化した伝承であったらしい
文政2年(1819)には、肥前国佐賀県長崎県)の浜辺に竜宮からの使いと称する「神社姫」が現れ、当年より7年の間は豊作だが、「コロリ」という病が流行する、これを逃れるには我が姿を絵に写して人に見せよ、と告げて去っていったとされる。
「神社姫」は、美女の顔に竜の胴体で、剣の尾を持つ怪物として描かれているが、やがてこれは「人魚」であった、ということになり、人魚のミイラの見世物や、人魚をかたどった土人形が「コロリ」除けとしてもてはやされた。
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**写真「神社姫」**
 
文政10~12年(1827~29)頃には、「クダベ」と呼ばれる奇怪な姿の獣の絵が流行した。越中国富山県立山に「クダベ」が現れ、当年より4、5年のうちに名もない病によって人が大勢死ぬが、我が形を描いた絵を見る者はその難を逃れることができる、と告げたという。
「クダベ」の名は、「クダン」の写し間違いとされている。
「クダン」は「件(くだん)」と書き、人間の顔をした牛とされる。西日本では、ごく稀に人間の顔をした子牛が生まれ、人の言葉で予言を残してすぐに死んでしまうが、その予言は必ず当たるという伝承があった。

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今回のスライド動画は、音声無しのBGMのみにして、文字と絵で構成した。最後に誰も見てくれない動画へのリンク貼り付けました。